
お元気ですか?
大好きな人たちと人生を楽しんでいますか。
なにをテーマに書こうかと迷いながら
2003年に『この記なんの記』ブログをはじめました。
2007年夏に、戦争の墓碑に心が惹かれ、、
気がつけば、「お墓ブログ」のようになりました。
戦争や軍隊が好きで載せているわけではありません。
通信兵だった父や防空監視隊にいた母から
聞かされた話は、
戦争は二度とあってはならない、起こしてはならない
という思いを強くさせるものでした。
ともすれば戦争の素顔が隠されたまま、
国家の理屈で議論が進みます。
同時に、国民の側にも、熱狂を生み出します。
しかし、戦争は、最悪の暴力です。
私は草の根の痛み、
どうしようもなく死に追いやられた人々の立場で
書いていきたいと思っています。
あまり楽しめないブログかも知れませんが、
お気軽に感想やコメントをお寄せください。
大津市長「今屋友次郎」と陸軍歩兵第九連隊長としての「今屋友次郎」 ― 2008/02/29
●なぜ、今屋友次郎なのか?
なぜ、いきなり、今屋友次郎が登場するのかですが、旧大津陸軍墓地には、「今屋花子」という墓碑があるのです。1910(明治43)年6月22日に、わずか1歳で亡くなった気の毒な赤子の墓です。
私は、この赤子の墓が、今屋友次郎という人と関係があるはずだと思うのです。なぜなら、この人は、1909(明治42)年から、大津にあった陸軍歩兵第九連隊の連隊長の任にあったからです。
●歴代大津市長のリスト
つぎのリストは、歴代大津市長です。データ提供のつもりで掲載したのではなく、「9代 今屋友次郎」に注目したからです。
私は、陸軍歩兵第九連隊長としての「今屋友次郎」しか知らなかったからです。
●今屋友次郎
大正6年12月1日に予備役ですから、その次の年(大正7年)に大津市長になっているということです。大正7年9月11日から同11年9月10日まで、一期勤めただけで終わっています。なお、娘は、河辺正三(陸軍大将)に嫁いでいます。
なぜ、いきなり、今屋友次郎が登場するのかですが、旧大津陸軍墓地には、「今屋花子」という墓碑があるのです。1910(明治43)年6月22日に、わずか1歳で亡くなった気の毒な赤子の墓です。
私は、この赤子の墓が、今屋友次郎という人と関係があるはずだと思うのです。なぜなら、この人は、1909(明治42)年から、大津にあった陸軍歩兵第九連隊の連隊長の任にあったからです。
●歴代大津市長のリスト
つぎのリストは、歴代大津市長です。データ提供のつもりで掲載したのではなく、「9代 今屋友次郎」に注目したからです。
私は、陸軍歩兵第九連隊長としての「今屋友次郎」しか知らなかったからです。
初代 西村文四郎 明治32年1月24日
大津町長から転身
2代 酒井岩造 明治34年8月29日
3代 村田虎次郎 明治35年4月9日
4代 西川太治郎 明治41年4月9日
5代 田村善七 明治44年2月18日
6代 小川静次郎 大正2年1月16日
7代 藤沢弥三郎 大正4年11月1日
8代 服部慶太郎 大正6年7月25日
9代 今屋友次郎 大正7年9月11日
10代 中井荘七 大正11年10月7日
11代 奥野英太郎 大正15年11月6日
12代 西田与三郎 昭和5年11月22日
13代 堀田義次郎 昭和8年6月21日
14代 早川清三 昭和17年11月19日
15代 森建一 昭和21年12月14日
16代 森田象一 昭和22年4月7日
17代 佐治誠吉 昭和24年9月9日
18代 上原茂次 昭和27年10月14日
19代 西田善一 昭和39年10月6日
20代 山田耕三郎 昭和47年10月6日
21代 山田豊三郎 昭和55年6月15日
22代 目片信 平成16年1月26日
●今屋友次郎
慶応3年2月 生
明治20年7月21日 陸軍少尉
明治42年5月29日 陸軍歩兵大佐・歩兵第9聯隊長
大正1年11月30日 歩兵第30聯隊長
大正4年2月15日 陸軍少将・歩兵第12旅団長
大正6年8月6日 待命
大正6年12月1日 予備役
昭和20年4月 歿
大正6年12月1日に予備役ですから、その次の年(大正7年)に大津市長になっているということです。大正7年9月11日から同11年9月10日まで、一期勤めただけで終わっています。なお、娘は、河辺正三(陸軍大将)に嫁いでいます。
コメント
_ 安藤敏行 ― 2012年04月09日 17時55分20秒
私は、大津市に在住しております安藤と申します。今、大津市の音楽史を研究しております。現在の「大津市民の歌」は、昭和29年に制定されておりますが、すれまでは、大正9年一十月制定の「大津市歌(作詞:桃山御陵陵監 猪谷不美男氏 作曲:滋賀師範学校教諭 武内岩尾氏)」が使用されておりました。これは昭和3年の「大津市三十年史(沿革三頁)」及び昭和25年の「大津広報」に歌詞のみ掲載されております。丁度「第九代大津市長今屋友次郎氏」の時代に制定されたものに間違いないと思われます。私は、歴史に埋もれたこの「大津市歌」を復刻音源化する作業に取り組んでいます。もしこの「大津市歌」の楽譜の所蔵先をご存じでしたら、是非ご教示いただきたく、このブログをお借りしてお願い申し上げます。この取り組みについては、大津歴史博物館と連携して行っております。是非ともご協力の程お願い申し上げます。また私は、併せて「第九連隊史・大津陸軍少年飛行兵学校史」・「学生海洋飛行団・大津海軍航空隊史」・「八日市飛行場史」及び「天虎飛行場史」も研究しております。お役に立つことがあれば何なりとご連絡下さい(当時の写真資料やその裏付けとなる書物・文献資料なども持ち合わせております。)。なお当方は元陸上自衛隊の幹部自衛官で、戦史研究については多少の知識を持ち合わせております。ご連絡をお待ちしております。
_ 安藤敏行 ― 2012年06月23日 21時16分37秒
何のコメントもない。失礼ですね。
_ BIN★→安藤敏行さん ― 2012年07月10日 14時16分27秒
返信が遅れて大変申し訳ありません。
私にとって、またこのブログにとって、貴重な方からコメントをいただいていたことに驚く次第です。直接お会いして、お詫び方々、お話を伺いたいと思います。
連絡方法は、どうさせていただければいいのでしょうか?
私のケータイは、080-3108-0583です。
よろしくお願いします。
私にとって、またこのブログにとって、貴重な方からコメントをいただいていたことに驚く次第です。直接お会いして、お詫び方々、お話を伺いたいと思います。
連絡方法は、どうさせていただければいいのでしょうか?
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よろしくお願いします。
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西南戦争、日清戦争、日露戦争、シベリア出兵、日中戦争、太平洋戦争など、1867年から1945年の戦争にかかわる記念碑、戦死者・戦病死者の墓碑など。
戦争にかかわる碑
■ 忠魂碑・慰霊碑
○ 高島郡2町15村別の忠魂碑など
○ 大津市北部の忠魂碑(9柱)
○ 大津市南部の忠魂碑
民間墓地の戦没者○このブログに散在するのは、旧大津陸軍墓地の調査記録です。
□ 滋賀県の西南戦争の戦没者
□ 高島市(高島郡)の戦没者
■ 西南戦争(西南之役) 1877年
● 戦病死者名簿
*高島郡の戦病死者は15名(『高島郡誌』)
■ 日清戦争(明治廿七八年戦役) 1894~95年
,● 日清戦争戦没者名簿と墓碑の所在(旧高島郡)
『高島郡誌』によれば、旧高島郡で日清戦争期の戦病死者は17名でした。
■ 日露戦争(明治三七八年戦役) 1904~05年
● 日露戦争戦病死者名簿 (旧高島郡2町15村版)
○ 旧高島郡高島町の日露戦争戦没者名簿
○旧高島郡安曇川町の日露戦争戦病死者名簿
公的なものではなく、BIN★がいわばサイドワークとして行っていることです。変更や修正はこまめに行っています。なにかの目的で活用されるときは、ご連絡ください。
□ Aブロック 埋葬者名簿
陸軍歩兵少尉から陸軍歩兵少将まで20基の墓碑がある
□ Bブロック 埋葬者名簿
日清戦争期に戦病死した下士官の墓地
□ Cブロック 埋葬者名簿
明治11年以降に大津営所で病死した下士官の墓地
□ Dブロック 埋葬者名簿(作成中)
明治11年以降に大津営所で病死した下士官の墓地
□ Eブロック 埋葬者名簿
■ 大津市作成の名簿順
■ あいうえお順
日清戦争期に戦病死した兵卒の墓地。士官候補生の墓碑1基。
□ Fブロック 埋葬者名簿
明治8年から11年までに病死した下士官と
兵卒の墓碑が37基
□ Kブロック 埋葬者名簿
「下段西側」の134柱と「下段東側」の5基で合計139基。
すべて兵卒の墓碑。
□ Lブロック 埋葬者名簿
「下段東側」の墓地97基と「下段西側」1基の
合計98基。すべて兵卒の墓碑。
□ Mブロック 埋葬者名簿(作成中)
陸軍墓地に隣接した将校関係者の墓地
大津市の戦死者・戦病死者(明治44年『大津市志』による)
□ 西南戦争の戦死者
□ 日清・日露戦争
『大津市志』および「戦時事績」掲載の日露戦争戦病死者名簿
□『大津市志』
□ 滋賀郡膳所町
□ 旧志賀町の日露戦争戦病死者名簿(戦時事績)