お元気ですか?

大好きな人たちと人生を楽しんでいますか。


なにをテーマに書こうかと迷いながら

2003年に『この記なんの記』ブログをはじめました。

2007年夏に、戦争の墓碑に心が惹かれ、、

気がつけば、「お墓ブログ」のようになりました。


戦争や軍隊が好きで載せているわけではありません。

通信兵だった父や防空監視隊にいた母から

聞かされた話は、

戦争は二度とあってはならない、起こしてはならない

という思いを強くさせるものでした。

ともすれば戦争の素顔が隠されたまま、

国家の理屈で議論が進みます。

同時に、国民の側にも、熱狂を生み出します。

しかし、戦争は、最悪の暴力です。

私は草の根の痛み、

どうしようもなく死に追いやられた人々の立場で

書いていきたいと思っています。


あまり楽しめないブログかも知れませんが、

お気軽に感想やコメントをお寄せください。


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政治の流動化 ~すでに参院選ははじまっている~2009/11/04

 総選挙が終わったのが8月30日でした。たぶん、そのときが民主党の最近の絶頂期といえたかも知れません。なぜなら、民主党の大看板の「政権交代」は実現したのですし、その先については、見えていなかったからです。
 だれかも言いましたけれど、総選挙で国民は、自民党と公明党の政権に「NO」の選択をしましたが、民主党に「YES」の選択をしたわけではないのです。ですから、民主党が政権を維持できるかどうかは、NOからYESに飛躍できるかどうかにかかってくるわけです。
 先日出合った知人は、仕事の話もそこそこに、政治の話をしかけてきました。要するに「民主党はようやっている」ので応援したいというものでした。確かに、鳩山政権は、これまでにない手法を使ったり、政策の打ち出しをしてきました。国民が願っているものを取り上げ実現するかのように、期待を持たせる動きではありました。そして、内閣の支持率は近年にない高いものでした。
 しかし、事が具体的に進むにつれて、支持率は上がるというよりは、かげりがではじめてきました。
ジワリ民主離れ? 参院補選、大差で2勝も… 出口調査 衆院選の票、2割が流出
10月27日7時56分配信 産経新聞

 25日に開票された参院統一補選(神奈川、静岡両選挙区)は、民主党が2選挙区とも自民党候補を大差で破り、政権与党の力を見せつけた。だが、同日に行われた地方選挙や、両補選の出口調査には「?」の数字が並んだ。民主党の勢いは本当に続いているのか、それとも政権交代の熱狂が冷め、「民主離れ」がジワリと進んでいるのか-。
 驚きで迎えられたのは、宮城県知事選と川崎市長選の結果だ。宮城では自民、公明両党が実質的に支援した無所属現職の村井嘉浩(49)が、民主などが推薦する無所属新人を退け再選。政令市の川崎でも無所属現職の阿部孝夫氏(66)が民主推薦候補を破った。長野市長選では現職が民主推薦候補を下し、神戸市長選では民主推薦の無所属現職、矢田立郎氏(69)が3選を果たしたが、無所属新人に約8000票差まで迫られ、選挙での「民主ブランド」に疑問符を付けた。
 民主党の勢いは、衆院選前の一連の地方選挙が証明してきた。今春以降の静岡県知事選、名古屋、さいたま、千葉、横浜の各政令市長選で、民主系候補が連戦連勝だったからだ。
 「政権交代の熱狂が冷めたのではないか」という声も出てきた。根拠になっているのが、補選の「出口調査」だ。共同通信の出口調査によると、先の衆院選の際に比例代表で「民主党に投票した」有権者のうち、今回の補選で民主党候補に投票した人は約8割にとどまった。他党に流れたのは神奈川では20・0%、静岡では16・8%で、大半が自民党候補への移動だったが、共産党候補にも神奈川で6・2%、静岡で5・4%が投票していた。
 もちろん逆もある。だが衆院選で自民に投票した有権者のうち今回、民主党候補に投票した人の割合は神奈川で7・7%、静岡で11・8%と、民主党より「流出率」は低く、「民主離れ」論を補強している。
 民主党の小沢一郎幹事長の求心力を高めるには、選挙で勝ち続ける必要がある。民主党は、今回微妙な結果を慎重に分析しようとしている。
 出口調査では有権者の関心ある政策テーマも聞いた。「優先して取り組むべき政策」では、「景気・雇用・中小企業支援策」がトップの35%以上。「社会保障制度改革」が20%台で続き、「子育て支援・少子化対策」が10%台で3位だった。一方、ダム事業中止など「公共事業の削減」は1けた台と関心は高くなかった。景気対策で有権者を引き付けられるかどうかが、今後の課題となりそうだ。
 このほか調査では 公明党と支持層の微妙な動きも浮き彫りにした。
 両補選ともに自主投票となった公明党だが、支持者の70%以上が、夏まで連立政権を組んでいた自民党候補に「やはり」投票していたことが分かった。民主党はあの手この手で公明党や支持層を揺さぶっているが、公明支持層が一挙に民主に流れる「劇的な状態」にはほど遠いようだ。
 かといって、自民党へ流れが傾き始めたわけでもありません。 次の報道は、時代が大きく変化しはじめたことを実感させましたね。
日医、自民支持解消を正式決定 今後は「是々非々で」
10月21日7時57分配信 産経新聞

 日本医師会(日医)の政治団体・日本医師連盟は20日、東京都内で都道府県医師連盟の代表者が出席する執行委員会を開き、従来の自民党支持を解消することを正式決定した。ただ、来夏の参院選に組織内候補として今年1月に自民党からの擁立を決めた西島英利参院議員については、候補の差し替えを求める意見は少なく、西島氏を当面支援する方向で一致した。
 執行委員会では、日医会長も務める唐沢祥人委員長が、8月の衆院選を総括する中で、活動指針の「支持政党は政権与党の自民党」との項目を白紙撤回すると提案。今後の支持政党については「多様な価値観を認め、是々非々で行動する」とし、了承された。
 執行委員会後に記者会見した内田健夫常任執行委員は、民主党への対応について「委員から『医師会の政策を正面から訴えるべきだ』との意見が多く、力を入れて折衝していく」と説明した。次期参院選で民主党候補を推薦することには「可能性としてあり得る」と述べた。
 国会がはじまりました。そして、所信表明演説と代表質問。民主党についての報道も、黄色の信号が出されるようになっています。
鳩山内閣支持率61・8% 発足直後から10ポイント減…共同通信社世論調査
11月2日8時1分配信 スポーツ報知

 共同通信社が10月31日、1日の両日に行った全国電話世論調査によると、鳩山内閣の支持率は61・8%だった。高支持率を維持しているとはいえ、9月中旬の発足直後の前回調査に比べ10・2ポイント下落した。経済・財政運営への不安、米軍普天間飛行場移設問題を巡る発言の迷走、官僚OBをあてた日本郵政社長人事などが影響したと見られる。鳩山由紀夫首相(62)と、民主党の小沢一郎幹事長(67)の関係についても「首相がもっと指導力を発揮するべき」が74・4%に上った。
 相変わらず高い支持率を保つ鳩山内閣だが“ご祝儀相場”は終わりをつげたようだ。発足直後に比べると支持率は10ポイント以上下落。内閣の不支持率は9・8ポイント増えて22・9%だった。
 個別の項目で見ると、日本郵政社長に斎藤次郎元大蔵事務次官をあてた人事に関しては「評価しない」が49・4%と、「評価する」の27・0%を上回った。61・4%が、鳩山内閣の天下り禁止方針と「矛盾する」と回答。首相は「(斎藤氏は)退官後14年間、民間に勤務した。適材適所の配置」と説明しているが、国民から十分な理解が得られていない実態が浮かび上がった。
 行政刷新会議の事業仕分けを行う議員の人選を見直させるなど、政権に強い影響力を持つ小沢幹事長と鳩山首相の関係については「首相がもっと指導力を発揮するべきだ」が74・4%。「現状のままでよい」は20・1%にとどまり「二重権力」への懸念が強まった形だ。
 民主、社民、国民新の3党連立のあり方を巡っては「うまくいっていると思わない」が69・8%。鳩山首相の政治資金収支報告書虚偽記載を巡る説明に「納得できる」は22・2%。「納得できない」は68・0%だった。
 一方で、赤字国債発行を抑制するために民主党が衆院選で掲げたマニフェスト(政権公約)実現の先送りや一部修正を「してもよい」とする容認派が68・0%に上った。「よくない」は24・7%。財政悪化を回避するためには、マニフェストの修正もやむを得ないという意識につながった形だ。
 ただし、先送りを容認できる政策は、これまでも不評だった「高速道路の無料化」に集中し、73・3%でトップ。赤字国債の増発は反対が75・1%だった。
 国民の期待が高いなか、不安要素も続々露呈してきた鳩山内閣。今後の政権運営次第では、麻生内閣などと同様に、下落が止まらなくなる事態もありそうだ。
 いずれにしても、政権のあり方や政治の流れについては、これまで以上に流動的になっているということがいえます。参議院選挙は来年7月ですが、すでにそれに向けて、活発な動きがあるのも特徴的だと思いました。歴史的大敗北をした自民党はとくに必死の様子が見えます。
 その動きの一端が紹介されていましたね。
谷垣総裁 全国行脚を開始 自転車訪問も 11月3日23時4分配信 毎日新聞

 自民党の谷垣禎一総裁は3日、大阪府を訪問し、47都道府県の全国行脚をスタートした。一般党員や地元首長らの意見を党の再建に反映させ、来年夏の参院選に向けた足腰の強化を図る。総裁自身が積極的に前面に出ることで、「発信力が弱い」という党内の懸念を払しょくする狙いもありそうだ。
 谷垣氏はこの日、党員宅を趣味の自転車で訪問するパフォーマンスをみせたほか、首長との会合、テレビ出演などをこなした。
 大阪市内での講演では、「自民党の(衆院選の)敗因の一つは各地域とのパイプが細ったことだ」と指摘。「地方議会では自民党が第1党なので、それぞれの組織と緊密な連携を図りたい」と行脚の意義を訴えた。また、政府の10年度予算概算要求を「実態は麻生政権の概算要求をほぼ踏襲し、(民主党の)政権公約をいろいろ乗せたものだ」と批判した。
 谷垣氏は衆院代表質問で鳩山政権の国家ビジョンの欠如を指摘。鳩山由紀夫首相が「あなた方に言われたくない」と反論したことについて、「首相は現実に予算を組まなければならないのだから、いつまでもそんなことを言っていたらだめだ」と重ねて批判した。
 谷垣氏は4日、高知県を訪問し、若者との車座集会などを予定している。【田辺一城、田所柳子】
 いずれにしても、他人事にように、マスコミの論調を追いかけているときではありません。草の根で行動すべきときなのです。政治を変えたのは、民主党の力ではなく、国民の一票一票なのですから。

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BIN★「この記なんの記」ブログ情報 August 12 , 2011



 西南戦争、日清戦争、日露戦争、シベリア出兵、日中戦争、太平洋戦争など、1867年から1945年の戦争にかかわる記念碑、戦死者・戦病死者の墓碑など。

戦争にかかわる碑

  ■ 忠魂碑・慰霊碑

    ○ 高島郡2町15村別の忠魂碑など

    ○ 大津市北部の忠魂碑(9柱)

    ○ 大津市南部の忠魂碑

民間墓地の戦没者

 □ 滋賀県の西南戦争の戦没者

 □ 高島市(高島郡)の戦没者

  ■ 西南戦争(西南之役) 1877年

   ● 戦病死者名簿

      *高島郡の戦病死者は15名(『高島郡誌』)

  ■ 日清戦争(明治廿七八年戦役) 1894~95年

   ,● 日清戦争戦没者名簿と墓碑の所在(旧高島郡)

      『高島郡誌』によれば、旧高島郡で日清戦争期の戦病死者は17名でした。

  ■ 日露戦争(明治三七八年戦役) 1904~05年

   ● 日露戦争戦病死者名簿 (旧高島郡2町15村版)

      ○ 旧高島郡高島町の日露戦争戦没者名簿

    ○旧高島郡安曇川町の日露戦争戦病死者名簿
○このブログに散在するのは、旧大津陸軍墓地の調査記録です。

 公的なものではなく、BIN★がいわばサイドワークとして行っていることです。変更や修正はこまめに行っています。なにかの目的で活用されるときは、ご連絡ください。
 □ ブロック 埋葬者名簿

     陸軍歩兵少尉から陸軍歩兵少将まで20基の墓碑がある

 □ ブロック 埋葬者名簿

     日清戦争期に戦病死した下士官の墓地

 □ ブロック 埋葬者名簿

     明治11年以降に大津営所で病死した下士官の墓地

 □ ブロック 埋葬者名簿(作成中)

     明治11年以降に大津営所で病死した下士官の墓地

 □ ブロック 埋葬者名簿

  ■ 大津市作成の名簿順

  ■ あいうえお順

     日清戦争期に戦病死した兵卒の墓地。士官候補生の墓碑1基。

 □ ブロック 埋葬者名簿

     明治8年から11年までに病死した下士官と
          兵卒の墓碑が37基


 □ ブロック 埋葬者名簿

     「下段西側」の134柱と「下段東側」の5基で合計139基。
         すべて兵卒の墓碑。


 □ ブロック 埋葬者名簿

     「下段東側」の墓地97基と「下段西側」1基の
          合計98基。すべて兵卒の墓碑。


 □ ブロック 埋葬者名簿(作成中)

     陸軍墓地に隣接した将校関係者の墓地
大津市の戦死者・戦病死者(明治44年『大津市志』による)

 □ 西南戦争の戦死者

 □ 日清・日露戦争
『大津市志』および「戦時事績」掲載の日露戦争戦病死者名簿

 □『大津市志』

 □ 滋賀郡膳所町

 □ 旧志賀町の日露戦争戦病死者名簿(戦時事績)