お元気ですか?

大好きな人たちと人生を楽しんでいますか。


なにをテーマに書こうかと迷いながら

2003年に『この記なんの記』ブログをはじめました。

2007年夏に、戦争の墓碑に心が惹かれ、、

気がつけば、「お墓ブログ」のようになりました。


戦争や軍隊が好きで載せているわけではありません。

通信兵だった父や防空監視隊にいた母から

聞かされた話は、

戦争は二度とあってはならない、起こしてはならない

という思いを強くさせるものでした。

ともすれば戦争の素顔が隠されたまま、

国家の理屈で議論が進みます。

同時に、国民の側にも、熱狂を生み出します。

しかし、戦争は、最悪の暴力です。

私は草の根の痛み、

どうしようもなく死に追いやられた人々の立場で

書いていきたいと思っています。


あまり楽しめないブログかも知れませんが、

お気軽に感想やコメントをお寄せください。


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「東大教師が新入生にすすめる100冊」をチェック2007/08/23

ネットで「東大教師が新入生にすすめる100冊」がアップされている。
チェックしてみた。
http://dain.cocolog-nifty.com/myblog/2007/04/100_d0c8.html

「新入生に」というのは、具体的には、どういう判断基準なのだろうか?
もちろん、大学の新入生にという意味なのだろうけれど、
「高校を卒業したあなたのために」といったほうが対象とする人を具体的に思い浮かべやすいような気がする。
となると、かなり専門的な内容の本が多すぎないだろうか。
ドストエフスキー、夏目漱石、吉川英治など、同じ作家が多いなどの問題もあるように思う。
これだけの本を読もうと思えば、新入生時代はおろか、、卒業したあと何年もかかりそうだ。
いまいち基準が見えてこない。

以下、そのリスト

1.カラマーゾフの兄弟(ドストエフスキー 光文社古典新訳文庫 2006)
2.オリエンタリズム(エドワード・サイード 平凡社 1993)
3.ゲーデル、エッシャー、バッハ(ダグラス・R.ホフスタッター 白揚社 2005)
4.プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神(マックス・ヴェーバー 岩波文庫 1989)
5.解析概論(高木貞治 岩波書店 1983)
6.自由からの逃走(エーリッヒ・フロム 東京創元社 1984)
7.邪宗門(高橋和巳 朝日新聞社 1993)
8.チベット旅行記(河口慧海 白水社 2004)
9.ホーキング、宇宙を語る(スティーヴン・ホーキング 早川書房 1995)
10.ワンダフル・ライフ(スティーヴン・グールド 早川書房 2000)
11.現代政治の思想と行動(丸山真男 未来社 1985)
12.人間を幸福にしない日本というシステム(ウォルフレン 新潮社 2000)
13.想像の共同体(ベネディクト・アンダーソン NTT出版 1997)
14.歎異抄(金子大栄 岩波書店 1981)
15.中島敦全集(中島敦 筑摩書房 2001)
16.徒然草抜書(小松英雄 講談社 1990)
17.日本人の英語(マーク・ピーターセン 岩波新書 1988)
18.夜と霧(ヴィクトル・フランクル みすず書房 2002)
19.利己的な遺伝子(リチャード・ドーキンス 紀伊国屋書店 1991)
20.理科系の作文技術(木下是雄 中央公論新社 1981)
21.フィールドワーク(佐藤郁哉 新曜社 1992)
22.危機の二十年(エドワード・ハレット・カー 岩波書店 1996)
23.吉田秀和全集(吉田秀和 白水社 2002)
24.栽培植物と農耕の起源(中尾佐助 岩波書店 1984)
25.罪と罰(ドストエフスキー 岩波書店 2000)
26.三四郎(夏目漱石 岩波書店 1990)
27.史的システムとしての資本主義(イマニュエル・ウォーラーステイン 岩波書店 1997)
28.失われた時を求めて(マルセル・プルースト/鈴木道彦訳 集英社文庫 2006)
29.純粋理性批判(イマヌエル・カント/原佑訳 平凡社ライブラリー 2005)
30.職業としての政治(マックス・ヴェーバー 岩波書店 1980)
31.神谷美恵子著作集(神谷美恵子 みすず書房 1980)
32.戦争と平和(レフ・ニコラエヴィチ・トルストイ 新潮社 2006)
33.大衆教育社会のゆくえ(苅谷剛彦 中央公論新社 1995)
34.知的複眼思考法(苅谷剛彦 講談社 2002)
35.南方熊楠(鶴見和子 講談社 1981)
36.脳のなかの幽霊(V.S.ラマチャンドラン 角川書店 1999)
37.悲の器(高橋和巳 新潮社 1983)
38.碧巌録(克勤 岩波書店 1996)
39.方法序説(ルネ・デカルト 中央公論新社 2001)
40.夢判断(ジークムント・フロイト 新潮社 2005)
41.量子力学(朝永振一郎 みすず書房 1969)
42.論理哲学論考(ルードヴィヒ・ヴィトゲンシュタイン 岩波書店 2003)
43.侏儒の言葉(芥川龍之介 岩波書店 2003/02 )

44.「超」勉強法(野口悠紀雄 講談社 2000)
45.ワイルド・スワン(ユン・チアン/土屋京子訳 講談社 1993)
46.「死の跳躍」を越えて(佐藤誠三郎 都市出版 1992)
47.Dブレーン─超弦理論の高次元物体が描く世界像(橋本幸士 UT_Physics2 2006)
48.アイデアのつくり方(ジェームズ・ウェッブ・ヤング TBSブリタニカ 1988)
49.それから(夏目漱石 新潮社 1992)
50.タイの僧院にて(青木保 中央公論新社 1979)
51.官僚たちの夏(城山三郎 新潮社 2002)
52.虚無への供物(中井英夫 講談社 2004)
53.君たちはどう生きるか(吉野源三郎 岩波文庫 1982)
54.吾輩は猫である(夏目漱石 新潮社 2003/06 )
55.三国志(吉川英治 講談社 1989)
56.地下室の手記(ドストエフスキー 新潮社 1997)
57.定本言語にとって美とはなにか(吉本隆明 角川書店 2001)
58.こころ(夏目漱石 新潮社 2004)
59.白痴(ドストエフスキー 新潮社 2004)
60.イスラム報道(エドワード・W.サイード みすず書房 2003)
61.インターネットと課税システム(渡辺智之 東洋経済新報社 2001)
62.ガリヴァー旅行記(ジョナサン・スウィフト 岩波書店 2001)
63.チェーザレ・ボルジアあるいは優雅なる冷酷(塩野七生 新潮社 1982)
64.トムは真夜中の庭で(アン・フィリッパ・ピアス 岩波書店 2000)
65.バベル-17(サミュエル・R.ディレーニ 早川書房 1977)
66.ぼくを探しに(シェル・シルヴァスタイン 講談社 1979)
67.マークスの山(高村薫 講談社文庫 2003)
68.ミラノ 霧の風景(須賀敦子 白水社uブックス 2001)
69.もてない男(小谷野敦 筑摩書房 1999)
70.モモ(ミヒャエル・エンデ 岩波書店 1998)
71.レディ・ジョーカー(高村薫 毎日新聞社 1997)
72.ロードス島攻防記(塩野七生 新潮社 1991)
73.ローマ人の物語(塩野七生 新潮社 1992-2006)
74.ロケットボーイズ(ホーマー・H.ヒッカム 草思社 2000)
75.悪霊(ドストエフスキー/江川卓訳 新潮文庫 2004)
76.異人たちとの夏(山田太一 新潮社 1991)
77.果しなき流れの果に(小松左京 徳間書店 1990)
78.吉里吉里人(井上ひさし 新潮社 1985)
79.宮本武蔵(吉川英治 講談社 1989)
80.偶然と必然(ジャック・リュイシアン・モノー みすず書房 1982)
81.フォークの歯はなぜ四本になったか(ヘンリー・ペトロスキー 平凡社 1995)
82.笹まくら(丸谷才一 新潮社 1983)
83.山月記・李陵(中島敦 岩波文庫 1994)
84.生きのびるためのデザイン(ヴィクター・J.パパネック 晶文社 1974)
85.蝉しぐれ(藤沢周平 文藝春秋 1991)
86.戦艦武蔵(吉村昭 新潮社 1992)
87.蒼穹の昴(浅田次郎 講談社 1996)
88.大聖堂(ケン・フォレット 新潮社 1991)
89.誰のためのデザイン?(ドナルド・A.ノーマン 新曜社 1990)
90.単独行(加藤文太郎 二見書房 1984)
91.冬の鷹(吉村昭 新潮文庫 1976 改版1988)
92.謎ときカラマーゾフの兄弟(江川卓 新潮選書 1991)
93.謎とき罪と罰(江川卓 新潮選書 1986)
94.謎とき白痴(江川卓 新潮選書 1994)
95.不滅(ミラン・クンデラ 集英社 1999)
96.棒がいっぽん(高野文子 マガジンハウス 1996)
97.本はどう読むか(清水幾太郎 講談社 1984)
98.幼年期の終り(アーサー・チャールズ・クラーク 早川書房 1979)
99.倚りかからず(茨木のり子 筑摩書房 2007)
100.自分のなかに歴史をよむ(阿部謹也 筑摩書房 1988)

「カラマーゾフの兄弟」がベストセラー!「東大教師が新入生にすすめる100冊」の影響力はすごいんですね。2007/08/23

 産経新聞のサイトで見ていたら、「カラマーゾフの兄弟」がベストセラーだという。不思議に思っていました。 「東大教師が新入生にすすめる100冊」の影響力は、すごいんですね。
 ハウツゥーものではなく、生き方のおおもとでなにかを得たいという思いが広がっているということなんでしょうね。
 それが波打ってひとつに集中するところに、情報化社会の怖さも感じました。
 私は、この記事から、考えさせられることがとても多いように思います。

 以下、その記事です。

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新訳「カラマーゾフの兄弟」異例のベストセラー 混沌の時代、生きるヒント
8月22日16時38分配信 産経新聞

 ■男女の愛憎、幼児虐待、テロ…現代に通じるテーマ
 ロシアの文豪、ドストエフスキーの名著「カラマーゾフの兄弟」の新訳本が26万部を突破し、古典文学としては異例のベストセラーとなっている。最終巻が出版された7月にはインターネットの文芸本ランキングで4週間連続のベスト10入り。旧訳本も相乗効果で売り上げを伸ばす。ミステリーとしてのおもしろさはもちろん、男女の愛憎や幼児虐待、テロリズムなど現代にも通じるテーマが、混とんとした時代を生きる現代人の心をとらえているようだ。
 ≪26万部突破≫
 「カラマーゾフの兄弟」は、1880年に出版されたドストエフスキー最後の長編小説。新訳は東京外国語大学教授の亀山郁夫氏が担当し、光文社古典新訳文庫から昨年9月、第1巻が出版された。
 新訳は全5巻。同社によると、これまでに計26万5000部を達成。同社翻訳出版編集部の川端博さんは「古典文学としては異例の売り上げ。増刷も決まり、30万部は固い」と期待を寄せる。
 最終巻が出版された7月中旬以降、インターネット通販「アマゾン」の文芸本ランキングで4週連続のベスト10入りを果たす人気ぶり。アマゾン広報も「古典文学のランク入りは珍しい」と話す。
 ≪東大教授も推薦≫
 世界文学の傑作のひとつと評される同著。日本でも、これまでに数多くの翻訳が出されているが、現在、市販されているのは、光文社の新訳のほかに、岩波文庫(米川正夫氏訳)と新潮文庫(原卓也氏訳)がある。
 新潮社営業部の河井嘉史さんは「光文社の新訳が出版される前から、ブームの兆しはあった」と話す。
 新潮社は、東京大学教授が新入生に読ませたい小説ナンバーワンに同著が選ばれているという東大出版会の月刊誌「UP」のアンケートに着目。芥川賞作家の金原ひとみさんが「上巻を読むのに4カ月。中、下巻はほぼ3日で読み終えた」と紹介した新聞書評にも目をつけ、昨年6月、文庫本の帯を作成したところ、これまでに、上、中、下巻合わせて約13万1000部と、爆発的に売り上げを伸ばしたという。
 河井さんは「帯と新訳本の相乗効果かもしれない」と話す。

                            


BIN★「この記なんの記」ブログ情報 August 12 , 2011



 西南戦争、日清戦争、日露戦争、シベリア出兵、日中戦争、太平洋戦争など、1867年から1945年の戦争にかかわる記念碑、戦死者・戦病死者の墓碑など。

戦争にかかわる碑

  ■ 忠魂碑・慰霊碑

    ○ 高島郡2町15村別の忠魂碑など

    ○ 大津市北部の忠魂碑(9柱)

    ○ 大津市南部の忠魂碑

民間墓地の戦没者

 □ 滋賀県の西南戦争の戦没者

 □ 高島市(高島郡)の戦没者

  ■ 西南戦争(西南之役) 1877年

   ● 戦病死者名簿

      *高島郡の戦病死者は15名(『高島郡誌』)

  ■ 日清戦争(明治廿七八年戦役) 1894~95年

   ,● 日清戦争戦没者名簿と墓碑の所在(旧高島郡)

      『高島郡誌』によれば、旧高島郡で日清戦争期の戦病死者は17名でした。

  ■ 日露戦争(明治三七八年戦役) 1904~05年

   ● 日露戦争戦病死者名簿 (旧高島郡2町15村版)

      ○ 旧高島郡高島町の日露戦争戦没者名簿

    ○旧高島郡安曇川町の日露戦争戦病死者名簿
○このブログに散在するのは、旧大津陸軍墓地の調査記録です。

 公的なものではなく、BIN★がいわばサイドワークとして行っていることです。変更や修正はこまめに行っています。なにかの目的で活用されるときは、ご連絡ください。
 □ ブロック 埋葬者名簿

     陸軍歩兵少尉から陸軍歩兵少将まで20基の墓碑がある

 □ ブロック 埋葬者名簿

     日清戦争期に戦病死した下士官の墓地

 □ ブロック 埋葬者名簿

     明治11年以降に大津営所で病死した下士官の墓地

 □ ブロック 埋葬者名簿(作成中)

     明治11年以降に大津営所で病死した下士官の墓地

 □ ブロック 埋葬者名簿

  ■ 大津市作成の名簿順

  ■ あいうえお順

     日清戦争期に戦病死した兵卒の墓地。士官候補生の墓碑1基。

 □ ブロック 埋葬者名簿

     明治8年から11年までに病死した下士官と
          兵卒の墓碑が37基


 □ ブロック 埋葬者名簿

     「下段西側」の134柱と「下段東側」の5基で合計139基。
         すべて兵卒の墓碑。


 □ ブロック 埋葬者名簿

     「下段東側」の墓地97基と「下段西側」1基の
          合計98基。すべて兵卒の墓碑。


 □ ブロック 埋葬者名簿(作成中)

     陸軍墓地に隣接した将校関係者の墓地
大津市の戦死者・戦病死者(明治44年『大津市志』による)

 □ 西南戦争の戦死者

 □ 日清・日露戦争
『大津市志』および「戦時事績」掲載の日露戦争戦病死者名簿

 □『大津市志』

 □ 滋賀郡膳所町

 □ 旧志賀町の日露戦争戦病死者名簿(戦時事績)