お元気ですか?

大好きな人たちと人生を楽しんでいますか。


なにをテーマに書こうかと迷いながら

2003年に『この記なんの記』ブログをはじめました。

2007年夏に、戦争の墓碑に心が惹かれ、、

気がつけば、「お墓ブログ」のようになりました。


戦争や軍隊が好きで載せているわけではありません。

通信兵だった父や防空監視隊にいた母から

聞かされた話は、

戦争は二度とあってはならない、起こしてはならない

という思いを強くさせるものでした。

ともすれば戦争の素顔が隠されたまま、

国家の理屈で議論が進みます。

同時に、国民の側にも、熱狂を生み出します。

しかし、戦争は、最悪の暴力です。

私は草の根の痛み、

どうしようもなく死に追いやられた人々の立場で

書いていきたいと思っています。


あまり楽しめないブログかも知れませんが、

お気軽に感想やコメントをお寄せください。


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大型商業施設を見学 : ダイヤモンドシティ⑩駐車スペール2007/07/06

京都の市街地にある大型商業施設「ダイヤモンドシティ」
店舗は6階までありますが、4階以上は駐車スペース。
広いので、はじめて利用する時は、止めた場所を
「東A4」などと覚えていないとまごまごしそうです。
車に乗ってさがしているところを撮影。
なんとか空いているスペースを探しましたが、
月曜日の午前11時すぎだというのに、もう満車状態。

大型商業施設を見学 : ダイヤモンドシティ⑪駐車場から外へ2007/07/06

京都の市街地にある大型商業施設「ダイヤモンドシティ」の
見学を終えて、駐車場から出るところです。
店舗の中は、お店が並んでいるだけで、とくに変わった様子は
ありません。
20代から30代のヤンママ層をたくさん見かけました。
衣類も高くはないけれどおしゃれなお店が並んでいました。

カミさんの感想。
「これはだめだ」
なんで?
「店がつぶれる」

「イオンモールが草津市新浜に出店しても、
 大津市や草津市には、お店をいっぱいにする
 だけの人はこない。来ても交通渋滞で
 すぐいやになって行かない」

つまり、大型商業施設の規模を体感してみて、
これだけの施設を満たす顧客が、大型店が過密状態にある
大津市や草津市にはないと思ったということでした。

それでも、すでに、イオンモールに開発許可は出ています。
営業申請はまだ出ていませんが。

「格差」というキーワード2007/07/06

 いまの日本社会を考えるうえで、「格差」という言葉は、キーワード。
 これも重大な争点となって参院選挙もあることですから、格差の拡大とその認識について、メモをつくっておくことにしました。

●格差拡大への警鐘

 橘木俊詔(たちばなき としあき)氏の『格差社会 何が問題なのか』(岩波新書)が出たのは、2006年9月20日のことです。
 氏は、この本の「はじめに」で次のように述べています。
《いまから八年前、私は『日本の経済格差』(岩波新書、1998年)という本を書きました。その本の中で、日本がかつてのような一億総中流の時代ではなくなっているということを指摘しました。1980年代までは、日本社会において貧富の格差が少なく、ほとんどの人が中流であるという意識を持っていました。しかし、そういう時代は終わり、日本は貧富の格差が拡大しているということを述べたものです》(同書1㌻)
 橘木氏の『格差社会』のちょうど一年前に出版され話題になった本が、三浦展(みうらあつし)氏の『下流社会 新たなる階層集団の出現』(光文社新書)が出ました。2005年9月20日のことです。
 しかし、格差をつくりだした責任を負うべき側の認識は、どうだったでしょうか。

●「格差が出るのは別に悪いこととは思っていない」
 
 格差の拡大を劇的にすすえめたのは、小泉改革です。しかし、その最高責任者は、当初は、格差の拡大を認めようとはしませんでした。
 2006年1月19日に内閣府は、格差の拡大を否定。「見かけ上の問題」と主張しました。
 当然、国会でも論戦になりました。
 興味深いことは、自民党、公明党という与党をふくむすべての政党の代表質問が、格差の拡大を問題をとりあげたことです。
 小泉首相は、格差拡大を認めざるをえなくなると、今度は一転して「格差が出るのは別に悪いこととは思っていない」と居直りました。
 これは、格差拡大の存在を否定する以上に重大な発言でした。
 つまり、肯定し、促進する姿勢を示したわけですから。
 2006年2月1日の参院予算委員会でのことです。

これは、核心的な問題です。
簡単にいえば、弱肉強食を許すのか、許さないのかということですから。

『豊かさとは何か』の問題提起から18年たちましたが2007/07/06

 家の書棚で探し物をしていたら、暉峻淑子(てるおかいつこ)氏の『豊かさとは何か』(岩波新書)を見つけました。
 そういえば、あの当時は、こういう形で社会に問題提起をしなければならなかったのだとあらために時代の変化を感じたのです。

 「あとがき」には、つぎのように書かれています。

《いま、日本の豊かさにたいして、各方面から多くの議論が起こっている。
 それは、日本の豊かさに問題があるからであろう。日本の豊かさは、転換点に立っており、また転換されなければならないと思う。
 好況の中で、日本の経済力に酔う人もたしかにいるが、他方では、巨大な経済力の舵とりを誤って、日本が自己崩壊を起こす危険性を予感する人もいる。
 (中略)
 私は本書で「日本は経済大国であるのに、国民には豊かさ感がない」と言われつづけてきたことにたいして、その理由をあきらかにしようと試みた。
 そのために、日本の貧しさの象徴である労働時間の長さや、住宅をはじめとする社会資本の貧しさ、削減される社会保障、自然環境の破壊、ひとびとの意識の画一化、偏差値教育などから、それらを発生させている社会の根に降りていきたいと考えた。・・・》

 国民の貧しさは1990年代後半から劇的に増大し、国民の自己認識も、大きく変化しました。
  三浦展氏の『下流社会』には、内閣府の「国民生活世論調査」にもとづいてつぎのように書いています。
 《87年から96年までは、(自分の生活水準を)「中の中」が52.5%から57.4%に増え、「中の上」も6.9%から10.8%に増えた。逆に「中の下」は30.0%から23.0%に減っている。つまり、この10年間は国民が全体としては上昇意識を持っていた時代であると言える。
 ところが96年からは違う。「中の中」が減り、「中の下」や「下」が増え、同時に、「中の上」が10%前後を維持しつづけているのだ。これは戦後の歴史の中でも初めての傾向である》(26ページ)
 つまり、96年以降、自分を貧しくなったと思う人も増大していること、その一方で、相変わらず豊かと思う人々もいる・・・格差の拡大ということですね。
 暉峻さんの『豊かさとは何か』は、上昇傾向のときに書かれ、その流れにいわばクギをさすように勇気ある問題提起をされたわけです。
 その指摘は、不幸にして当たっているのです。
 《日本の豊かさは、じつは根のない表面的な豊かさにすぎず、板子一枚下には地獄が口を明けており、砂上の楼閣のようなもろさに支えられたぜいたくが崩れ去る予感を、多くの日本人が、心中ひそかにかんじているのではないかと思われてならない。
 たとえば、もし寝たきり老人になったら・・・・・。もし収入が減って住宅ローンが払えなくなったら・・・・。もし幼い子を抱えて夫と離別したら・・・、などと。》(7ページ)
 つまり、私たちは、ほんとうの豊かさを築けないまま、弱肉強食の政治に、自らをゆだねてしまったのではないでしょうか。
 ほんとうの「豊かさ」への転換が必要になっているのではないかと思うのです。
 《豊かさに対する考えは、時代により、個人により異なっているが、しかし、その基底には、ある共通のものがある、と私は考える。 
 それは基本的人権や福祉社会に、ある共通した普遍性があるのと、非常に似ている。(中略)
 人生を豊かに生き、地球上の豊かな共存をひろげていくためにも、もっともっと多くの方が、さまざまな立場から発言し行動されることが、私の願いである。》(246ページ)
 この暉峻さんの願いのこたえるつもりです。

************目次***************
一、金持ちの国・日本
ニ、西ドイツから日本を見る
三、豊かなのか貧しいのか
四、ゆとりをいけにえにした豊かさ
五、貧しい労働の果実
六、豊かさとはなにか
あとがき

クレーメルのピアソラ :GIDON KREMER ASTOR PIAZZOLLA El Tango2007/07/06

このCDは日本語盤では 「 ピアソラへのオマージュ(2) 」として
出されたものです。
私が買ったのは、輸入盤。

これには、クレーメル自身の TANGO PASSION という文章が
ついています。日本語盤の方もそうなんでしょうか?

この文章を読むと、なぜ、クレーメルがピアソラを演奏するのか、
ピアソラをどう評価しているのか、またクレーメル自身の父親の
物語まで出てきます。
それがとても興味深い。
クレーメル自身の文(といっても英語)を読んだのははじめてです。
ラトヴィア人であることを強く意識していることもわかりました。

私は、このCDのなかでは、Milonga Per Tre が好きです。

1. Revirado レビラード
2. Pachouli パチュリ
3. Preludio Para el Ano 3001 (Rinascero) 3001年へのプレリュード
4. My Happiness マイ・ハッピネス
5. Tango エル・タンゴ
6. Instead of a Tango インステッド・オブ・タンゴ
7. Decarissimo デカリシモ
8. Mareados 酔いどれたち
9. Che Tango Che チェ・タンゴ・チェ
10. Milonga Per Tre 3人のためのミロンガ
11. Michelangelo '70 「ミケランジェロ70」

残念ながら、クレーメルの他のピアソラのCDはまだ聴いていません。

ピアソラ : ファイヴ・タンゴ・センセーションズ クロノス・カルテット2007/07/06

ピアソラがクロノス・カルテットのために書いた曲。
Piazzolia: Five Tango Sensations
演奏には、ピアソラ自身も参加しています。

哀調をたたえた音楽です。
クロノス四重奏団から想像されるような先鋭的な音楽ではありません。
それだけに親しみやすく、気持ちを安心して委ねることができます。
クロノスファンと思われる方の「悪くいえばBGM」という評を読みましたが、
私はそうは思えません。
聴きやすく、心に素直に入ってくるということと、雰囲気をつくるが自立的な価値をもたないという意味でのBGMとは、意味が同じではないと思います。

弦楽器の胴をたたく奏法をどういう名称か知りませんが、
それが、バンドネオンのソロととてもマッチしています。

1. Asleep 眠り
2. Loving 愛
3. Anxiety 不安
4. Despertar 目覚め
5. Fear 恐怖

                            


BIN★「この記なんの記」ブログ情報 August 12 , 2011



 西南戦争、日清戦争、日露戦争、シベリア出兵、日中戦争、太平洋戦争など、1867年から1945年の戦争にかかわる記念碑、戦死者・戦病死者の墓碑など。

戦争にかかわる碑

  ■ 忠魂碑・慰霊碑

    ○ 高島郡2町15村別の忠魂碑など

    ○ 大津市北部の忠魂碑(9柱)

    ○ 大津市南部の忠魂碑

民間墓地の戦没者

 □ 滋賀県の西南戦争の戦没者

 □ 高島市(高島郡)の戦没者

  ■ 西南戦争(西南之役) 1877年

   ● 戦病死者名簿

      *高島郡の戦病死者は15名(『高島郡誌』)

  ■ 日清戦争(明治廿七八年戦役) 1894~95年

   ,● 日清戦争戦没者名簿と墓碑の所在(旧高島郡)

      『高島郡誌』によれば、旧高島郡で日清戦争期の戦病死者は17名でした。

  ■ 日露戦争(明治三七八年戦役) 1904~05年

   ● 日露戦争戦病死者名簿 (旧高島郡2町15村版)

      ○ 旧高島郡高島町の日露戦争戦没者名簿

    ○旧高島郡安曇川町の日露戦争戦病死者名簿
○このブログに散在するのは、旧大津陸軍墓地の調査記録です。

 公的なものではなく、BIN★がいわばサイドワークとして行っていることです。変更や修正はこまめに行っています。なにかの目的で活用されるときは、ご連絡ください。
 □ ブロック 埋葬者名簿

     陸軍歩兵少尉から陸軍歩兵少将まで20基の墓碑がある

 □ ブロック 埋葬者名簿

     日清戦争期に戦病死した下士官の墓地

 □ ブロック 埋葬者名簿

     明治11年以降に大津営所で病死した下士官の墓地

 □ ブロック 埋葬者名簿(作成中)

     明治11年以降に大津営所で病死した下士官の墓地

 □ ブロック 埋葬者名簿

  ■ 大津市作成の名簿順

  ■ あいうえお順

     日清戦争期に戦病死した兵卒の墓地。士官候補生の墓碑1基。

 □ ブロック 埋葬者名簿

     明治8年から11年までに病死した下士官と
          兵卒の墓碑が37基


 □ ブロック 埋葬者名簿

     「下段西側」の134柱と「下段東側」の5基で合計139基。
         すべて兵卒の墓碑。


 □ ブロック 埋葬者名簿

     「下段東側」の墓地97基と「下段西側」1基の
          合計98基。すべて兵卒の墓碑。


 □ ブロック 埋葬者名簿(作成中)

     陸軍墓地に隣接した将校関係者の墓地
大津市の戦死者・戦病死者(明治44年『大津市志』による)

 □ 西南戦争の戦死者

 □ 日清・日露戦争
『大津市志』および「戦時事績」掲載の日露戦争戦病死者名簿

 □『大津市志』

 □ 滋賀郡膳所町

 □ 旧志賀町の日露戦争戦病死者名簿(戦時事績)