
お元気ですか?
大好きな人たちと人生を楽しんでいますか。
なにをテーマに書こうかと迷いながら
2003年に『この記なんの記』ブログをはじめました。
2007年夏に、戦争の墓碑に心が惹かれ、、
気がつけば、「お墓ブログ」のようになりました。
戦争や軍隊が好きで載せているわけではありません。
通信兵だった父や防空監視隊にいた母から
聞かされた話は、
戦争は二度とあってはならない、起こしてはならない
という思いを強くさせるものでした。
ともすれば戦争の素顔が隠されたまま、
国家の理屈で議論が進みます。
同時に、国民の側にも、熱狂を生み出します。
しかし、戦争は、最悪の暴力です。
私は草の根の痛み、
どうしようもなく死に追いやられた人々の立場で
書いていきたいと思っています。
あまり楽しめないブログかも知れませんが、
お気軽に感想やコメントをお寄せください。
「二大政党」が世論を代表する保障はありません ― 2007/07/15
●知らされる危険、知らされない危険
片道一車線の自動車専用道路は、高架であればほかに逃げ場がありません。そんなときに、「毒」と表示されたトラックのすぐ後ろを走るのは、怖いものです。しかし、この危険は、「毒」と表示されていますので、回避する可能性はあたえられています。
つまり「毒」などの危険は告知される義務があるのです。
同じ危険がありながら、それを知らせずにふりまかれるものもあり、私は、不公平であり、不公正であると思っています。
それは、政治の分野で起こっています。
政治は、ことなった考えがあることを前提にして行われるものです。
politicという言葉そのものの語源でもあります。
そして、その異なった考えにもとづいて、多数派が形成され、議論され、方向が決まるというのが、合理的な政治でしょう。
●Yes,Noの選択肢に、二大政党はともにYes
「二大政党」という考え方は、国民の考えが二つにしか分離されないということを想定しているのでしょうか。
Yes か、Noか。
こんな単純に分岐するとは思えませんが、それを認めたとしても、二大政党が、それぞれの考え方に(一方はYes、他方はNoに)分かれる保障など、どこにもありません。
重大な政治的争点、もしくは国民の意見が分かれる問題、たとえば、日米同盟に対する考え方、憲法改正についての考え方、消費税を増税するという点についても、日本の「二大政党」は、酷似した立場にあります。
いまの与党が過半数割れしたときに、政界再編がありえるということの背景には、共通の政治的な土台があるからです。
つまり、二大政党といえども、国民の立場から見れば、「YesかNoか」の選択ではなく、「Yesか,Yes」の選択しかありません。
それを承知のうえで、「自民か、民主か」を選挙の争点として描き出すマスコミは、危険な世論誘導を行っているといわれても仕方ありません。
つまり、最初から、Noの選択肢を切り捨てているからです。
「自民か、民主か」の枠内では、憲法は改正されるほかはなく、消費税は上げられるほかはありません。
そういう危険をかくして、報道する姿勢には、空恐ろしさを感じるのです。
民主党が、憲法改正について口をつぐむのは、たしかに賢いことです。
これも正直に話してしまえば、二大政党のフィクションが白日のもとにさらされるでしょうから。
●滋賀県の「もったいない」選挙はなにを教えるか
私は滋賀県に住み、「もったいない」知事を誕生させた政治プロセスを身近に見ることができました。
滋賀県議会の絶対的な多数派は、新幹線新駅推進。自民も民主もちがいはありません。自民、民主、公明などがかついだ現職知事は、政党の基盤では勝利がゆるがないもののように思えました。しかし、結果は敗北。
自民と民主が県民の世論を反映する政党ではないことをはっきり示したのです。
その後、この選挙結果をうけて、民主が最初に「凍結」に転じ、つづいて自民も「凍結」に転じました。
選挙の審判がなければ、この転換はありえませんでした。
二大政党が、世論を反映する保障がないこと、にもかかわらず、それしか選択枝がないように行われる報道は、危険をしらせずに危険をおしつける社会的な不公正そのものではないでしょうか。
片道一車線の自動車専用道路は、高架であればほかに逃げ場がありません。そんなときに、「毒」と表示されたトラックのすぐ後ろを走るのは、怖いものです。しかし、この危険は、「毒」と表示されていますので、回避する可能性はあたえられています。
つまり「毒」などの危険は告知される義務があるのです。
同じ危険がありながら、それを知らせずにふりまかれるものもあり、私は、不公平であり、不公正であると思っています。
それは、政治の分野で起こっています。
政治は、ことなった考えがあることを前提にして行われるものです。
politicという言葉そのものの語源でもあります。
そして、その異なった考えにもとづいて、多数派が形成され、議論され、方向が決まるというのが、合理的な政治でしょう。
●Yes,Noの選択肢に、二大政党はともにYes
「二大政党」という考え方は、国民の考えが二つにしか分離されないということを想定しているのでしょうか。
Yes か、Noか。
こんな単純に分岐するとは思えませんが、それを認めたとしても、二大政党が、それぞれの考え方に(一方はYes、他方はNoに)分かれる保障など、どこにもありません。
重大な政治的争点、もしくは国民の意見が分かれる問題、たとえば、日米同盟に対する考え方、憲法改正についての考え方、消費税を増税するという点についても、日本の「二大政党」は、酷似した立場にあります。
いまの与党が過半数割れしたときに、政界再編がありえるということの背景には、共通の政治的な土台があるからです。
つまり、二大政党といえども、国民の立場から見れば、「YesかNoか」の選択ではなく、「Yesか,Yes」の選択しかありません。
それを承知のうえで、「自民か、民主か」を選挙の争点として描き出すマスコミは、危険な世論誘導を行っているといわれても仕方ありません。
つまり、最初から、Noの選択肢を切り捨てているからです。
「自民か、民主か」の枠内では、憲法は改正されるほかはなく、消費税は上げられるほかはありません。
そういう危険をかくして、報道する姿勢には、空恐ろしさを感じるのです。
民主党が、憲法改正について口をつぐむのは、たしかに賢いことです。
これも正直に話してしまえば、二大政党のフィクションが白日のもとにさらされるでしょうから。
●滋賀県の「もったいない」選挙はなにを教えるか
私は滋賀県に住み、「もったいない」知事を誕生させた政治プロセスを身近に見ることができました。
滋賀県議会の絶対的な多数派は、新幹線新駅推進。自民も民主もちがいはありません。自民、民主、公明などがかついだ現職知事は、政党の基盤では勝利がゆるがないもののように思えました。しかし、結果は敗北。
自民と民主が県民の世論を反映する政党ではないことをはっきり示したのです。
その後、この選挙結果をうけて、民主が最初に「凍結」に転じ、つづいて自民も「凍結」に転じました。
選挙の審判がなければ、この転換はありえませんでした。
二大政党が、世論を反映する保障がないこと、にもかかわらず、それしか選択枝がないように行われる報道は、危険をしらせずに危険をおしつける社会的な不公正そのものではないでしょうか。
水草の浮島に白い鳥・・シラサギなんでしょうか? ― 2007/07/15

西南戦争、日清戦争、日露戦争、シベリア出兵、日中戦争、太平洋戦争など、1867年から1945年の戦争にかかわる記念碑、戦死者・戦病死者の墓碑など。
戦争にかかわる碑
■ 忠魂碑・慰霊碑
○ 高島郡2町15村別の忠魂碑など
○ 大津市北部の忠魂碑(9柱)
○ 大津市南部の忠魂碑
民間墓地の戦没者○このブログに散在するのは、旧大津陸軍墓地の調査記録です。
□ 滋賀県の西南戦争の戦没者
□ 高島市(高島郡)の戦没者
■ 西南戦争(西南之役) 1877年
● 戦病死者名簿
*高島郡の戦病死者は15名(『高島郡誌』)
■ 日清戦争(明治廿七八年戦役) 1894~95年
,● 日清戦争戦没者名簿と墓碑の所在(旧高島郡)
『高島郡誌』によれば、旧高島郡で日清戦争期の戦病死者は17名でした。
■ 日露戦争(明治三七八年戦役) 1904~05年
● 日露戦争戦病死者名簿 (旧高島郡2町15村版)
○ 旧高島郡高島町の日露戦争戦没者名簿
○旧高島郡安曇川町の日露戦争戦病死者名簿
公的なものではなく、BIN★がいわばサイドワークとして行っていることです。変更や修正はこまめに行っています。なにかの目的で活用されるときは、ご連絡ください。
□ Aブロック 埋葬者名簿
陸軍歩兵少尉から陸軍歩兵少将まで20基の墓碑がある
□ Bブロック 埋葬者名簿
日清戦争期に戦病死した下士官の墓地
□ Cブロック 埋葬者名簿
明治11年以降に大津営所で病死した下士官の墓地
□ Dブロック 埋葬者名簿(作成中)
明治11年以降に大津営所で病死した下士官の墓地
□ Eブロック 埋葬者名簿
■ 大津市作成の名簿順
■ あいうえお順
日清戦争期に戦病死した兵卒の墓地。士官候補生の墓碑1基。
□ Fブロック 埋葬者名簿
明治8年から11年までに病死した下士官と
兵卒の墓碑が37基
□ Kブロック 埋葬者名簿
「下段西側」の134柱と「下段東側」の5基で合計139基。
すべて兵卒の墓碑。
□ Lブロック 埋葬者名簿
「下段東側」の墓地97基と「下段西側」1基の
合計98基。すべて兵卒の墓碑。
□ Mブロック 埋葬者名簿(作成中)
陸軍墓地に隣接した将校関係者の墓地
大津市の戦死者・戦病死者(明治44年『大津市志』による)
□ 西南戦争の戦死者
□ 日清・日露戦争
『大津市志』および「戦時事績」掲載の日露戦争戦病死者名簿
□『大津市志』
□ 滋賀郡膳所町
□ 旧志賀町の日露戦争戦病死者名簿(戦時事績)
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