お元気ですか?

大好きな人たちと人生を楽しんでいますか。


なにをテーマに書こうかと迷いながら

2003年に『この記なんの記』ブログをはじめました。

2007年夏に、戦争の墓碑に心が惹かれ、、

気がつけば、「お墓ブログ」のようになりました。


戦争や軍隊が好きで載せているわけではありません。

通信兵だった父や防空監視隊にいた母から

聞かされた話は、

戦争は二度とあってはならない、起こしてはならない

という思いを強くさせるものでした。

ともすれば戦争の素顔が隠されたまま、

国家の理屈で議論が進みます。

同時に、国民の側にも、熱狂を生み出します。

しかし、戦争は、最悪の暴力です。

私は草の根の痛み、

どうしようもなく死に追いやられた人々の立場で

書いていきたいと思っています。


あまり楽しめないブログかも知れませんが、

お気軽に感想やコメントをお寄せください。


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名前をかんがえあぐねて木瓜(ぼけ)の花2009/04/01

ボケの花?
川柳っぽくなりましたが、
名前が思い出せなくて、
思いつくまま、適当にネットで検索。
なかなかヒットしない。

あきらめたころに
私の頭の中から出てきた名前が
ボケの花。

はたして正解なのでしょうか?



Wikipediaを読んでいると面白い。
「木瓜」をボケと読むのは、転訛。
つまり、なまったという説。

花の鮮やかなイメージと音がフィットしません。

花言葉は、「先駆者」「指導者」
そう自称する方に一言。
ミサイル発射はおやめなさい。

《RED CLIFF》 Ⅰ2009/04/01

レッドクリフ、つまり赤壁。
三国志の赤壁のたたかいを描いた映画。

ストレスがたまっているせいか、
突然見たくなって、借りてきた。

戦闘場面では、殺戮シーンを
いやというほど見せられる。
様式化されている殺陣と
生々しい殺人の奇妙なミクスチャー。
H君は、ゲームそのままだと笑う。

CG技術を駆使した活劇と
周瑜を中心に回る
古典的なロマンスが交差する。

これはどういう世界観なのか?
エンターテイメントにしては
残酷すぎるし、
歴史的再現には遠いだろうし、
ロマンスにしては・・・。

要するに、私みたいな人間を
興行的にあてにしていない映画であった。

サクラ2009/04/02

サクラ
私が湖岸で見たサクラは、色が淡くほとんど白色。
清潔感はあるけれど、物足りない。

心を騒がせるような桜色は、むしろ蕾の方。



「あと6ヶ月の命としたら・・・?」2009/04/03

最近、なにかへの怒りが収まらない様子のカミさんは
そのエネルギーを読書に振り向けています。
休日一日だけで3冊読み切りは異常な集中ぶり。

そのため、毎晩、深夜にブックショップ通いに、
おつきあいするはめに。

怒りの原因は私ではありませんから、
そばにいても平気なのですけれど、
落ち着くような落ち着かないような気分です。

地雷やしっぽを踏まないように、
私なりにセンサーを働かせていると、
「あと6ヶ月の命としたら、どこへ行きたい?」と聞きました。
エスカレーターを下っている最中でした。

どんな文脈できいているのか、さっぱり読めません。

会話はそのまま流れていきましたが、
流すにはもったいないテーマですので、
車に乗ってからキチンと答えることにしました。

「どこへ行きたいとも思わないし、
なにを食べたいとも思わない。
きっと、何かを残したいと思う」

カミさんの答えは「ふ~ん」
話はそれで終わり。

理解されているようなされていないような春の夜に、
車は近江大橋を超えて、ネコが待つ対岸の我が家へ。
上のムーネコの写真のように、眠た目で、
理解不能の事態に陥っている私を乗せて。

村上春樹 『ノルウェーの森』(上下)2009/04/03

村上春樹 『ノルウェーの森』(上下)
村上春樹の『ノルウェーの森』
読んでは顔を上げて考えているので、
先に進まない。

20代の頃、同じ年に何人も
大学の友人が死んだ。
いわゆる不慮の死。

そんなことを思い出した。

私の心の奥から、ほろ苦い記憶が蘇える。
薄れることが大きな意味をもつ小説なのに。

村上龍 『半島を出よ』2009/04/04

村上龍 『半島を出よ』
読み始めて、体がのめる感覚があります。
楽しめそうですね。

先日、黒崎視生『交戦規則 ROE』を
読みました。似たような主題でした。
著者の黒崎さんには、悪いのですけれど、
社会を見る目が細いと感じたのです。
『半島を出よ』には、著者のカヴァー領域の
広さを感じます。

実のところ、読み始めたばかりで、
まだ100ページ足らず。
まったく異なる場所で展開する諸事件が
どのように結びついていくのか、
興味をもって読んでいます。

登場人物の名前を
覚えるのが大変ですね。

人はガソリンでは動きません2009/04/04

フラッシュをたくのはやめて~と聞こえました
ネコさん2匹が寄り添って寝ています。
あまりにかわいいのでカメラを向けました。
フラッシュが迷惑なのか、
目をつむってなにか言おうとしています。
「まぶしいからやめろ~」って聞こえそうですね。

ネコはいまは関係ないのです。

政治学の根本的な問題は、
やはり、人間とはなにかってことですね。

人はもちろんガソリンでは動きません。
動くのは車です。
では、人はなにで動くのでしょうか。
「道理」でしょうか、「無理」でしょうか。
「利益」でしょうか、それとも「恐怖」でしょうか。
あ、そうそう。
ひとつ忘れていましたね、「義」を。

大きなイベントを成功させようと
もがいている今、
こんなことが頭をかすめました。
自分自身を責めたくなる夜が
深深とふけていきます。

好きなものを好きなときに・・・ならいいんだけれど2009/04/07

今日は暖かい光で満ちていて、
散り始めたと思っていたサクラも
青空に映えて美しい。
急いで一枚だけカメラに収めて、
仕事場に急ぐ。

季節がすっかり変わっている気がして、
仕事場の窓を思い切り開け放したくなる。
火曜日は事務所が手薄。
電話の応対でほとんどの時間がつぶれる。

お昼休みに、やっと村上春樹の
『ノルウェーの森』を読みきる。
同世代の作家なのに、
今の今まで読んだことがなかった。

いまだから読めた気がする。
反発することもなく、
いとおしい気持ちいっぱいに。

今日は早めに退出。
右足のひざに痛みがあり、
整形外科に出かける。
レントゲンを撮ってもらったが、
異常が見つからないせいか
怪訝な様子で説明をうける。

カミさんは夜は、友人達と
水口に出かけている。
なにやら盛況だったらしいけれど。

病院帰りでくたびれたので、
K君、H君の二人を連れて、
夕食に出かける。
ピザとパスタを食べた後、
中古品いっぱいの『開放倉庫』へ。

私はそこで、映画『神童』を見つけて
割高だったけれどDVDを買ってきた。

テレビは家族が占領しているので、
深夜に見ることにした。
それまでのあいだ、ブログを書きながら
ケンプの弾くシューベルトのD850を聴く。

・・・もしかしたら、
このまま眠ってしまうかも。

『神童』2009/04/08

『神童』
『神童』を見ました。
感想・・・?
セリフには現れない
心の動きが伝わってきて、
とてもさわやかでした。

ヒメオドリコソウ・・・「唇形花」2009/04/09

ヒメオドリコソウが咲いている
ヒメオドリコソウが小学校の石垣と土手に咲いています。
事務所に向かう途中で撮りました。



足の痛みが取れませんので、今朝はゆっくり歩きました。
土手の様子がよくわかりますね。
小さな野生の花がいくつも咲いています。
立ち止まってカメラを向けました。

カメラから顔をあげると抜けるような青空。
ほんとうに暖かい一日になりそうですね。
お昼休みに、気分転換にブログにアップします。

ネットで改めて調べてみると「唇形花」のひとつ。
「唇形花」・・・漢字を見れば意味がわかります。
でも、なんて読むんだろう。

シンケイカ・・・だそうです。
この読みからは、なまめかしさは感じられませんね。


                            


BIN★「この記なんの記」ブログ情報 August 12 , 2011



 西南戦争、日清戦争、日露戦争、シベリア出兵、日中戦争、太平洋戦争など、1867年から1945年の戦争にかかわる記念碑、戦死者・戦病死者の墓碑など。

戦争にかかわる碑

  ■ 忠魂碑・慰霊碑

    ○ 高島郡2町15村別の忠魂碑など

    ○ 大津市北部の忠魂碑(9柱)

    ○ 大津市南部の忠魂碑

民間墓地の戦没者

 □ 滋賀県の西南戦争の戦没者

 □ 高島市(高島郡)の戦没者

  ■ 西南戦争(西南之役) 1877年

   ● 戦病死者名簿

      *高島郡の戦病死者は15名(『高島郡誌』)

  ■ 日清戦争(明治廿七八年戦役) 1894~95年

   ,● 日清戦争戦没者名簿と墓碑の所在(旧高島郡)

      『高島郡誌』によれば、旧高島郡で日清戦争期の戦病死者は17名でした。

  ■ 日露戦争(明治三七八年戦役) 1904~05年

   ● 日露戦争戦病死者名簿 (旧高島郡2町15村版)

      ○ 旧高島郡高島町の日露戦争戦没者名簿

    ○旧高島郡安曇川町の日露戦争戦病死者名簿
○このブログに散在するのは、旧大津陸軍墓地の調査記録です。

 公的なものではなく、BIN★がいわばサイドワークとして行っていることです。変更や修正はこまめに行っています。なにかの目的で活用されるときは、ご連絡ください。
 □ ブロック 埋葬者名簿

     陸軍歩兵少尉から陸軍歩兵少将まで20基の墓碑がある

 □ ブロック 埋葬者名簿

     日清戦争期に戦病死した下士官の墓地

 □ ブロック 埋葬者名簿

     明治11年以降に大津営所で病死した下士官の墓地

 □ ブロック 埋葬者名簿(作成中)

     明治11年以降に大津営所で病死した下士官の墓地

 □ ブロック 埋葬者名簿

  ■ 大津市作成の名簿順

  ■ あいうえお順

     日清戦争期に戦病死した兵卒の墓地。士官候補生の墓碑1基。

 □ ブロック 埋葬者名簿

     明治8年から11年までに病死した下士官と
          兵卒の墓碑が37基


 □ ブロック 埋葬者名簿

     「下段西側」の134柱と「下段東側」の5基で合計139基。
         すべて兵卒の墓碑。


 □ ブロック 埋葬者名簿

     「下段東側」の墓地97基と「下段西側」1基の
          合計98基。すべて兵卒の墓碑。


 □ ブロック 埋葬者名簿(作成中)

     陸軍墓地に隣接した将校関係者の墓地
大津市の戦死者・戦病死者(明治44年『大津市志』による)

 □ 西南戦争の戦死者

 □ 日清・日露戦争
『大津市志』および「戦時事績」掲載の日露戦争戦病死者名簿

 □『大津市志』

 □ 滋賀郡膳所町

 □ 旧志賀町の日露戦争戦病死者名簿(戦時事績)