お元気ですか?

大好きな人たちと人生を楽しんでいますか。


なにをテーマに書こうかと迷いながら

2003年に『この記なんの記』ブログをはじめました。

2007年夏に、戦争の墓碑に心が惹かれ、、

気がつけば、「お墓ブログ」のようになりました。


戦争や軍隊が好きで載せているわけではありません。

通信兵だった父や防空監視隊にいた母から

聞かされた話は、

戦争は二度とあってはならない、起こしてはならない

という思いを強くさせるものでした。

ともすれば戦争の素顔が隠されたまま、

国家の理屈で議論が進みます。

同時に、国民の側にも、熱狂を生み出します。

しかし、戦争は、最悪の暴力です。

私は草の根の痛み、

どうしようもなく死に追いやられた人々の立場で

書いていきたいと思っています。


あまり楽しめないブログかも知れませんが、

お気軽に感想やコメントをお寄せください。


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Robert CASADESUS : BACH Italian Concerto, Partita №2, French Suite №6, Toccata in E minor2009/11/13

obert CASADESUS : BACH Italian Concerto, Partita №2, French Suite №6, Toccata in E minor
カサドジュのバッハ。
録音は1940年代と50年代のもの。
半世紀以上も昔の録音。
それが、こうして聴けるのは不思議なこと。

しかし、音はくっきりして美しい。
繰り返し聴きたくなるし、
(申し訳ないけれど)仕事しながらでも、
邪魔にならない。

イタリア協奏曲、パルティータ2番、
そしてフランス組曲第2番。
冒頭のトッカータが好き。

ANATOLY VEDERNIKOV : J.S.BACH ENGLISH SUITE №62009/11/13

ANATOLY VEDERNIKOV : J.S.BACH ENGLISH SUITE №6
この一週間ほど、バッハばかりを聴いてすごす。
ヴェデルニコフのバッハ。
怪しげな煙が立ち昇るような
イギリス組曲第6番の出だしが好き。
録音が悪いのか、ピアノの音に魅力を感じない。

David Zinman Tonhalle Orchestra Zurich : Ludwig van Beethoven Symphony №12009/11/04

David Zinman Tonhalle Orchestra Zurich : Ludwig van Beethoven Symphony №1
ジンマンのベートーヴェン交響曲全集のボックス。
数年前に廉価だったので、購入しました。
そのときは、第三番以降を聴きました。

ひさしぶりに取り出して1番を聴きました。
ともかく、スピード感が気に入りました。
体が反応するような楽しさでした。
それは、曲そのものの性格にも、よるのでしょうね。
ベートーヴェンがいけいけモードの頃の作品ですから。

Alexander Scriabin : Poeme-Nocturne,Op.612009/09/16

リヒテルのスクリャービン
 スクリャービンのPoeme-Nocturneを楽しめたのでブログに書く気になりました。とても失礼な話なのですが、心に入ってきそうにないので、この作曲家を選んでCDをかけたのです。
 少し疲れて、それでも深夜に仕事をしていたときに。
 でも、よかったんです。
 出だしを聞いて、武満徹さんのLitanyを思い浮かべました。武満さんの場合は、とても懐かしいメロディが続くのですが、スクリャービンの方は、もう少し無機的に聴こえました。
 深夜に聞くにはいいかもと、繰り返し聴いています。
 ピアノは、スビャトスラフ・リヒテル。

J.S.バッハ 山下和仁 :無伴奏チェロ組曲(ギター版)2009/07/08

J.S.バッハ 山下和仁 :無伴奏チェロ組曲(ギター版)
バッハの無伴奏チェロ組曲を、山下和仁さんが
ギター用に編曲して、自ら演奏している。

もう20年近く前の録音。

バッハを聴きたいときは、どういうときか?

バッハを切実に求めるのは、どういうときか?

それは、卑小な感情に押し流されそうになったり、
自分を見失いかけたとき。

どんなにたくさんのお説教より、効き目がある。

・・・もちろん、そんなときだけではない。
本当に音楽を楽しみたいときも聴くのだけど、
今は、泣きたい気分。

ギターであることのハンディは感じない。
チェロのうねるような音がなくても、
バッハはちゃんとバッハ。

Mahler Symphony №9 (1910)2009/07/01

Bernstein  Mahler Symphony №9
バーンスタインがニューヨーク・フィルで
残してくれたマーラーの交響曲全集。
バラバラにしかもっていないけれど、
聴きたくなる瞬間がたまにある。

7番だと思って、このCDをかけた。

もちろん、出だしからして違っている。

カミさんが、つい先日もK君に話していた。
「日本語が外国語に聞こえるって経験ない?」
Playを押した瞬間に、他のことを考えていたので、
いったいなにをつかんで、CD-Playerに
おいたのか、わからなくなっていた。

それで・・・出だしを聴いていて、
なつかしさが心からあふれてきた。

何度聴いても、違和感のあった出だし。
予期せず聞いたためなのか、
素直に、マーラー第九番の世界に
溶け込むことができたというお話。

P.S.
私は、マーラーの交響曲の
劇的な出だしが大好きなのです。
第一番は神秘的、第二番も第三番も劇的。
第四番は鈴の音がたまらない。
第五番はトランペットソロがいいし、
第六番は低音の弦が刻むリズムが好き。
・・・・。
第九番は、冗談のような出だしに
思えたのです。

今、車に積んで聞いているのは、
アバドが指揮した第二番。

Heifetz plays Tchaikovsky Violin Concerto2009/06/26

Brahms Tchaikovsky Violin Concertos Heifetz Chicago Symphony Reiner
ライナー・シカゴ交響楽団が演奏した
バルトークの『管弦楽のための協奏曲』
・・・とにかく凄かった。
それで、ライナーのCDを探しました。
見つけたのが、これ。

ライナーを聴くつもりでかけたのですが、
ハイフェッツの音ばかりを追っかけるはめに。
すごい!すごい!
だれかが、ハイフェッツは、
パガニーニ伝説を過去のものにしたって
言っていましたね。
パガニーニもこれほどは弾けないだろうって
ことでしょうね。

それで、日記のタイトルを
Heifetz plays Tchaikovsky Violin Concerto
としたのです。

これだけの切れ味で弾ききった人を
もう一人聴いたことがあります。
・・・フーベルマンという人でした。

どこにおいたのだろう?

ライナー指揮のバルトーク『管弦楽のための協奏曲』2009/06/25

ライナー指揮のバルトーク『管弦楽のための協奏曲』
バルトークの『管弦楽のための協奏曲』。
最初に聴いたのは、(レコードですが)
セル指揮のクリーヴランド管弦楽団。
(ブーレーズ?NYフィル?だったかな?)

シニカルで攻撃的な音楽という印象でした。
つまり、感傷的にもたれかかれる音楽では、
ないということです。

今日車に積んだのは、この曲のCDでした。
ライナー指揮シカゴ管弦楽団。
1955年10月22日の録音。

Roger Dettmer(Music Editor,Chicago's American)の
ノートを読んで、バルトークとライナーの強い絆を感じました。

バルトークとライナーは子弟の関係にありました。
1905年に最初に出会ったとき、バルトークは23歳、
ライナーは17歳。ブダペスト・アカデミーでのことです。
それ以来、音楽を通じて暖かい関係が続きます。
ライナーは、バルトークの音楽活動を支援し、
初演をするのです。

第一次世界大戦と第二次世界大戦をつうじて、
ハンガリーの運命が愛国者バルトークに暗い影を
落としていきます。
そして、ナチスの占領とともに、バルトークは
アメリカに拠点を移します。
待っていたのは、窮乏でした。
誇り高く、人付き合いの悪いバルトークは、
自己救済の能力を欠いていました。
それを救うために、クーセヴィツキー財団に
手を回したのが、ライナーでした。
この『管弦楽のための協奏曲』の作曲を委嘱させ、
その作曲料で生活が立つようにしたのです。

両者の関係を考えると、
このCDは、スペシャルなのですね。

ともかく、20世紀の作曲家や演奏家は、
戦争と切り離せない運命にあったのです。

J.S.Bach : Sonatas for violin & harpsichord BWV 1014-10192009/06/23

J.S.Bach : Sonatas for violin & harpsichord BWV 1014-1019
バッハのヴァイオリンとハープシコードのためのソナタ。

病んだ神経を癒し、人間にとってなにか
とても大切なものに向かい合うことを求めている。
・・・そんな音楽に聞こえます。

たとえ、どういう形で演奏されたとしても。

また、車の騒音の中で聴こうとも。

Mikhail Pletnev : Beethoven Piano Sonatas2009/06/19

Mikhail Pletnev : Beethoven Piano Sonatas
ミハイル・プレトニョフ(Mikhail Pletnev)の弾く
ベートーヴェンのピアノ・ソナタ集。
表題がついているものばかり3曲。
「月光」、「ワルトシュタイン」そして「熱情」

夏の暑さにまけずに、ガンガン運転をと
思ったら、なにを選ぶのだろう?
ヤナーチェック?
いやいや、それはもっていない。

というっことで、このCDをつかんで、
車に乗り込んだ。

スピードを出して走ると、
騒音とおなじ高さの音、
とくに低音が聞こえなくなる。
それを記憶で補いながら走る。

これら3曲は、聞き慣れすぎて、刺激に乏しい。
管弦楽の曲にすればよかったと後悔。

プレトニョフには申し訳がないと思う。

プレトニョフの愛称はミーシャ。
追っかけのファンの方と、
ミクシでお友達になった。
・・・どうされているのだろう?
ミクシは長い休眠状態にある。

                            


BIN★「この記なんの記」ブログ情報 August 12 , 2011



 西南戦争、日清戦争、日露戦争、シベリア出兵、日中戦争、太平洋戦争など、1867年から1945年の戦争にかかわる記念碑、戦死者・戦病死者の墓碑など。

戦争にかかわる碑

  ■ 忠魂碑・慰霊碑

    ○ 高島郡2町15村別の忠魂碑など

    ○ 大津市北部の忠魂碑(9柱)

    ○ 大津市南部の忠魂碑

民間墓地の戦没者

 □ 滋賀県の西南戦争の戦没者

 □ 高島市(高島郡)の戦没者

  ■ 西南戦争(西南之役) 1877年

   ● 戦病死者名簿

      *高島郡の戦病死者は15名(『高島郡誌』)

  ■ 日清戦争(明治廿七八年戦役) 1894~95年

   ,● 日清戦争戦没者名簿と墓碑の所在(旧高島郡)

      『高島郡誌』によれば、旧高島郡で日清戦争期の戦病死者は17名でした。

  ■ 日露戦争(明治三七八年戦役) 1904~05年

   ● 日露戦争戦病死者名簿 (旧高島郡2町15村版)

      ○ 旧高島郡高島町の日露戦争戦没者名簿

    ○旧高島郡安曇川町の日露戦争戦病死者名簿
○このブログに散在するのは、旧大津陸軍墓地の調査記録です。

 公的なものではなく、BIN★がいわばサイドワークとして行っていることです。変更や修正はこまめに行っています。なにかの目的で活用されるときは、ご連絡ください。
 □ ブロック 埋葬者名簿

     陸軍歩兵少尉から陸軍歩兵少将まで20基の墓碑がある

 □ ブロック 埋葬者名簿

     日清戦争期に戦病死した下士官の墓地

 □ ブロック 埋葬者名簿

     明治11年以降に大津営所で病死した下士官の墓地

 □ ブロック 埋葬者名簿(作成中)

     明治11年以降に大津営所で病死した下士官の墓地

 □ ブロック 埋葬者名簿

  ■ 大津市作成の名簿順

  ■ あいうえお順

     日清戦争期に戦病死した兵卒の墓地。士官候補生の墓碑1基。

 □ ブロック 埋葬者名簿

     明治8年から11年までに病死した下士官と
          兵卒の墓碑が37基


 □ ブロック 埋葬者名簿

     「下段西側」の134柱と「下段東側」の5基で合計139基。
         すべて兵卒の墓碑。


 □ ブロック 埋葬者名簿

     「下段東側」の墓地97基と「下段西側」1基の
          合計98基。すべて兵卒の墓碑。


 □ ブロック 埋葬者名簿(作成中)

     陸軍墓地に隣接した将校関係者の墓地
大津市の戦死者・戦病死者(明治44年『大津市志』による)

 □ 西南戦争の戦死者

 □ 日清・日露戦争
『大津市志』および「戦時事績」掲載の日露戦争戦病死者名簿

 □『大津市志』

 □ 滋賀郡膳所町

 □ 旧志賀町の日露戦争戦病死者名簿(戦時事績)