お元気ですか?
大好きな人たちと人生を楽しんでいますか。
なにをテーマに書こうかと迷いながら
2003年に『この記なんの記』ブログをはじめました。
2007年夏に、戦争の墓碑に心が惹かれ、、
気がつけば、「お墓ブログ」のようになりました。
戦争や軍隊が好きで載せているわけではありません。
通信兵だった父や防空監視隊にいた母から
聞かされた話は、
戦争は二度とあってはならない、起こしてはならない
という思いを強くさせるものでした。
ともすれば戦争の素顔が隠されたまま、
国家の理屈で議論が進みます。
同時に、国民の側にも、熱狂を生み出します。
しかし、戦争は、最悪の暴力です。
私は草の根の痛み、
どうしようもなく死に追いやられた人々の立場で
書いていきたいと思っています。
あまり楽しめないブログかも知れませんが、
お気軽に感想やコメントをお寄せください。
「鳥は星型の庭に降りる」(武満徹1977) ― 2007/08/31
今井信子に贈られた「鳥が道に降りてきた(A Bird Came Down The Walk)」のベースとなったオーケストラ曲「鳥は星型の庭に降りる( A Flock Descends into the Pentagonal Garden)」。
鳥の群れ(Flock)が日本庭園に舞い降りてきたという夢が作曲のきっかけ。
鳥の群れの主題が、5音音階にもとづき、5つの移置形をもった5種類の旋法の場に下降するというコンセプト。
5が象徴的に使われていることを、「星型の庭」と表現されている。
しかし、曲は、虚心にきくべきもの。
鳥の群れ(Flock)が日本庭園に舞い降りてきたという夢が作曲のきっかけ。
鳥の群れの主題が、5音音階にもとづき、5つの移置形をもった5種類の旋法の場に下降するというコンセプト。
5が象徴的に使われていることを、「星型の庭」と表現されている。
しかし、曲は、虚心にきくべきもの。
コメント
_ あざみ子 ― 2007年09月04日 08時55分52秒
_ BIN★ ― 2007年09月04日 13時01分31秒
マルセル・ドゥシャンの頭の写真を見てみたいですね。
武満徹さんの文章は、漢字の使い方も普通の方とは違います。同じ「いう」でも、使い古された「言う」を使わず、「謂う」を使われていますね。日本語の伝統とニュワンスを大切にして、おなじ言葉でも、新鮮に訴えるようにされているように、私は思いました。
それは、先に紹介した『音楽を呼びさますもの』の感想でもあります。
同時に、小沢征爾さんとの対話集が出ていますが、これはまったく別の武満さんがいると思いました。
お二人とも饒舌。率直で親しみやすくて楽しい対話です。どこかでブログに書いてみます。
今、外出先(笑)ですので、家に帰らないと本の題名が思い出せません。ご存知ですか?
武満さんの本て、写真が豊富でいいですね。
武満徹さんの文章は、漢字の使い方も普通の方とは違います。同じ「いう」でも、使い古された「言う」を使わず、「謂う」を使われていますね。日本語の伝統とニュワンスを大切にして、おなじ言葉でも、新鮮に訴えるようにされているように、私は思いました。
それは、先に紹介した『音楽を呼びさますもの』の感想でもあります。
同時に、小沢征爾さんとの対話集が出ていますが、これはまったく別の武満さんがいると思いました。
お二人とも饒舌。率直で親しみやすくて楽しい対話です。どこかでブログに書いてみます。
今、外出先(笑)ですので、家に帰らないと本の題名が思い出せません。ご存知ですか?
武満さんの本て、写真が豊富でいいですね。
_ あざみ子 ― 2007年09月05日 07時44分02秒
「音楽」(新潮文庫)ですね?
http://www.amazon.co.jp/%E9%9F%B3%E6%A5%BD-%E6%96%B0%E6%BD%AE%E6%96%87%E5%BA%AB-%E5%B0%8F%E6%BE%A4-%E5%BE%81%E7%88%BE/dp/4101228035/ref=sr_1_1/249-4969558-3606704?ie=UTF8&s=books&qid=1188944090&sr=1-1
>日本語の伝統とニュワンスを大切にして、おなじ言葉でも、新鮮に訴えるようにされているように、私は思いました。
詩人だなあ、ことばを大切にされているなあといつも思います。
BIN★さんのCDは「鳥は星型の庭に降りる 」ですが、私のもっている本、CDでは「星形」です。
検索すると、どちらも出てきます(^-^;
http://www.amazon.co.jp/%E9%9F%B3%E6%A5%BD-%E6%96%B0%E6%BD%AE%E6%96%87%E5%BA%AB-%E5%B0%8F%E6%BE%A4-%E5%BE%81%E7%88%BE/dp/4101228035/ref=sr_1_1/249-4969558-3606704?ie=UTF8&s=books&qid=1188944090&sr=1-1
>日本語の伝統とニュワンスを大切にして、おなじ言葉でも、新鮮に訴えるようにされているように、私は思いました。
詩人だなあ、ことばを大切にされているなあといつも思います。
BIN★さんのCDは「鳥は星型の庭に降りる 」ですが、私のもっている本、CDでは「星形」です。
検索すると、どちらも出てきます(^-^;
_ BIN★ ― 2007年09月05日 09時30分19秒
そうです。『音楽』(新潮社 1981年)です。
今、手にとってぱらぱらめくりながら読んでいますが、どこからでも読めるし、引き込まれます。巻末に年譜がついているんですが、文庫本もちゃんと収録されているんでしょうか?
「星型」と「星形」・・・あ、変換ミスですね。はは。CDも「星形」です。どこかで訂正します。でも、訂正したら、コメントのやりとりがわけわからなくなりますね。
「武満徹/Visions in Time」は、どんな本ですか?
武満さんの本、武満さんについての本もたくさん出ていますね。特集が組まれたこともありましたね。
お好きな曲はありますか?
今、手にとってぱらぱらめくりながら読んでいますが、どこからでも読めるし、引き込まれます。巻末に年譜がついているんですが、文庫本もちゃんと収録されているんでしょうか?
「星型」と「星形」・・・あ、変換ミスですね。はは。CDも「星形」です。どこかで訂正します。でも、訂正したら、コメントのやりとりがわけわからなくなりますね。
「武満徹/Visions in Time」は、どんな本ですか?
武満さんの本、武満さんについての本もたくさん出ていますね。特集が組まれたこともありましたね。
お好きな曲はありますか?
_ あざみ子 ― 2007年09月07日 01時19分03秒
>「武満徹/Visions in Time」は、どんな本ですか?
実をいうと、これは、去年「武満徹/Visions in Time」というタイトルで六月に開催された展覧会のカタログです。
展覧会については
http://d.hatena.ne.jp/azamiko/20060612
カタログといっても内容は武満徹の愛する美術品の数々にまつわる出会いや思いについて綴られたもので、文章もさることながら、出展された写真や美術作品が網羅されていて、貴重な本です。
家族写真はもちろん、ムーくんに似た愛猫クックの写真もありますよ~。
>お好きな曲はありますか?
少し前のコンサートで聞いた映画『他人の顔』のために書かれた「ワルツ」がとても気に入って『鳥は星形の庭に降りる』の入ったCDを買いました。
あと、オレル・ニコレのためにつくったフルート曲「エアー」もはじめて耳にしたときに感銘を受けました。
でも、私はあまり、いい聞き手ではありません。
4枚ほどCDはありますが、まだ、あまり、なじめないでいます。
私にとって武満徹は瀧口修造抜きには、考えられない気がします
_ BIN★ ― 2007年09月07日 01時49分42秒
武満さんの曲は、日常的に楽しむというところに、私もありません。忙しい毎日を乗り切るのに、パワーが必要なので、つい、巨大なパワーをもらえる曲が聴きたくなったり(最近、ベネズエラから若い有能な指揮者とオーケストラが出てきましたね)、美しいメロディで癒されたくなったり・・・もっと人間臭いの強いものを求めてしまいます。
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西南戦争、日清戦争、日露戦争、シベリア出兵、日中戦争、太平洋戦争など、1867年から1945年の戦争にかかわる記念碑、戦死者・戦病死者の墓碑など。
戦争にかかわる碑
■ 忠魂碑・慰霊碑
○ 高島郡2町15村別の忠魂碑など
○ 大津市北部の忠魂碑(9柱)
○ 大津市南部の忠魂碑
民間墓地の戦没者○このブログに散在するのは、旧大津陸軍墓地の調査記録です。
□ 滋賀県の西南戦争の戦没者
□ 高島市(高島郡)の戦没者
■ 西南戦争(西南之役) 1877年
● 戦病死者名簿
*高島郡の戦病死者は15名(『高島郡誌』)
■ 日清戦争(明治廿七八年戦役) 1894~95年
,● 日清戦争戦没者名簿と墓碑の所在(旧高島郡)
『高島郡誌』によれば、旧高島郡で日清戦争期の戦病死者は17名でした。
■ 日露戦争(明治三七八年戦役) 1904~05年
● 日露戦争戦病死者名簿 (旧高島郡2町15村版)
○ 旧高島郡高島町の日露戦争戦没者名簿
○旧高島郡安曇川町の日露戦争戦病死者名簿
公的なものではなく、BIN★がいわばサイドワークとして行っていることです。変更や修正はこまめに行っています。なにかの目的で活用されるときは、ご連絡ください。
□ Aブロック 埋葬者名簿
陸軍歩兵少尉から陸軍歩兵少将まで20基の墓碑がある
□ Bブロック 埋葬者名簿
日清戦争期に戦病死した下士官の墓地
□ Cブロック 埋葬者名簿
明治11年以降に大津営所で病死した下士官の墓地
□ Dブロック 埋葬者名簿(作成中)
明治11年以降に大津営所で病死した下士官の墓地
□ Eブロック 埋葬者名簿
■ 大津市作成の名簿順
■ あいうえお順
日清戦争期に戦病死した兵卒の墓地。士官候補生の墓碑1基。
□ Fブロック 埋葬者名簿
明治8年から11年までに病死した下士官と
兵卒の墓碑が37基
□ Kブロック 埋葬者名簿
「下段西側」の134柱と「下段東側」の5基で合計139基。
すべて兵卒の墓碑。
□ Lブロック 埋葬者名簿
「下段東側」の墓地97基と「下段西側」1基の
合計98基。すべて兵卒の墓碑。
□ Mブロック 埋葬者名簿(作成中)
陸軍墓地に隣接した将校関係者の墓地
大津市の戦死者・戦病死者(明治44年『大津市志』による)
□ 西南戦争の戦死者
□ 日清・日露戦争
『大津市志』および「戦時事績」掲載の日露戦争戦病死者名簿
□『大津市志』
□ 滋賀郡膳所町
□ 旧志賀町の日露戦争戦病死者名簿(戦時事績)
このタイトル、鳥&★のBIN★さんにシンクロですね~。
『武満徹/Visions in Time』の中に書かれているのですが、
このユニークなタイトルには、もうひとつの意味があります。
『・・・マン・レイがマルセル・ドュシャンの頭部を撮った写真です。彼の頭部は星形に剃ってあるんですね。
その写真をみた夜に星形の庭の夢を見たのです。
無数の白い鳥が、その星形の庭に向かって舞い降りていくんです。ところが、その中に一羽黒い鳥がいて、群れをリードしていました。
私は、あまり夢を見ないほうですが、それだけにその印象は強烈だったのでしょうね。
目醒めた時、その風景がとても音楽的なものに思われて、それを音楽にしてみたいと思ったんです。